白髪対策には紫外線予防が重要!!大切なメラニン色素を守ろう!

寒かった冬が去り、ようやく暖かくなってくると外出が楽しみになってきますよね?

しかし、春の日差しには注意が必要です。
特に50代女性にとって、紫外線は皮膚だけでなく髪の健康にも大きな影響を与えます。

日常生活で気づかないうちに紫外線にさらされていると、髪は徐々にダメージを受け白髪が増える原因にもなりかねません。

紫外線対策はお肌だけでなく、髪にも必要です。
今回は、白髪を増やさないための紫外線防止策にフォーカスを当ててご紹介しますね。

紫外線から髪を守ることで、白髪予防につなげていきましょう。

紫外線が与える髪への影響

紫外線対策は白髪予防において重要なキーワードです。

ここでは、紫外線が髪に与える影響について見ていきましょう。

紫外線には種類がある

紫外線にはA波とB波とC波の3種類があり、それぞれに違う特徴があります。

紫外線の特徴
  • 紫外線A波・・・肌のシワやたるみ、シミの原因になる
  • 紫外線B波・・・髪の乾燥や色の退色の原因になる
  • 紫外線C波・・・オゾン層で吸収されるので影響はない

このように、お肌と髪では影響する紫外線の種類が違うんです。
そのため、髪には髪に適した紫外線対策が必要になってくるんですね。

紫外線が髪に与えるダメージは?

紫外線が髪に与えるダメージには、これらのことがあります。

紫外線B波による髪への影響
  • 乾燥してゴワゴワになりやすくなる
  • 髪のツヤが低下する
  • ヘアカラーで染めた色が退色する
  • メラニン色素が破壊され白髪になりやすくなる

紫外線によって髪の水分がなくなって乾燥したり、キューティクルが開いてツヤが無くなったりしてしまします。
特にヘアカラーした髪はメラニン色素が少ないので、少しの紫外線でもダメージが大きいダメージを受けてしまうんですよ。

紫外線の影響は髪の毛のみならず、毛根や頭皮へもおよんでしまいます。
そして、毛根が傷つくとメラニン色素を作るメラノサイトがうまく機能しなくなっちゃいます。
その結果、白髪が増えてしまうんですね。

また、頭皮が紫外線による酸化で乾燥したり固くなったりすることも白髪が増える要因になります。

紫外線から髪を守るための対策とは!?

日差しの気になる季節、お顔や腕など素肌が出ているところはシッカリ日焼け止めしていることと思います。

しかし、「髪の日焼け止め」って忘れていませんか?
紫外線は、肌だけではなく髪にもダメージを与え白髪になるのを加速させちゃうんですよ。

とはいえ、なかなか全く紫外線を浴びずに過ごすのも難しいでしょう。
紫外線によるダメージを軽減できるように、しっかりケアすることが大事ですよ。

紫外線から髪を守る対策
  • 外へ出るときは、髪に紫外線予防効果のあるスタイリング剤を使う
  • 外へ出るときは、日傘や帽子で日差しをさえぎる
  • 紫外線は乾燥を進めてしまうので、保湿効果のあるヘアケア剤を使う
  • 紫外線は頭皮を固くするので、シャンプー時に頭皮マッサージをする
  • 髪の健康に効果がある栄養素をとる
  • ストレスは髪に悪影響なので、睡眠不足や運動不足に注意する

上記のように、外出時に極力紫外線を浴びない様にするとともに、紫外線ダメージを軽減できて髪を健康に保てる生活をするのが重要です。

詳しく見ていきましょう。

髪にも日焼け止めをぬろう!

お恥ずかしながら私、ヘアケア製品にUVケア成分が配合されているのを知りませんでした。
「このスタイリング剤はUVケアも出来ますよ」という美容師さんの言葉に、それがどうしたんだろう?なんて思っていたんです(汗)

外出時に顔や腕などに日焼け止めを塗るように、髪にも日焼け止めを塗りましょう。
特に、頭部は太陽の光をダイレクトに受けてしまう部分なので注意が必要です。

髪の日焼け止めは主にスタイリング剤に配合されているので、スタイリング剤を選ぶときは成分を確認するといいでしょう。

髪の日焼け止めは、スプレーやオイル、ミルクやバームなど様々なタイプがあります。
使い勝手や自身の髪のスタイルで選ぶといいのでは。

また、頭皮にも使えるものを選ぶと頭皮のUVケアも出来るのでオススメですよ。

帽子や日傘などの物理的対策

日焼け止めだけでなく、帽子や日傘といった物理的対策も大変効果的です。
髪の長い人は、広めのつばの帽子をかぶることで紫外線が直接髪に当たるのを若干防ぐことができますよ。

シッカリ帽子の中に髪の毛を納めてしまえれば完璧ですが、なかなかそうもいきませんよね。
そんな時は日傘がおすすめです。

UVカット加工が施された日傘は、直射日光をしっかりと遮ります。
ファッションとしても楽しめるアイテムなので、おしゃれを楽しみながら紫外線対策ができますね。

抗酸化物質をしっかり摂ろう!

紫外線を浴びることで、体の中で活性酸素が発生します。
なので、その活性酸素に対抗するため抗酸化物質が必要になります。

抗酸化物質は、トマトのリコピンやブルーベリーのアントシアニンなど、色鮮やかな野菜や果物に多く含まれています。

抗酸化物質は、紫外線によるダメージを内側から抑える助けになります。
毎日の食事にこれらの食材を取り入れることで、髪の健康のみならず全体的な健康にも寄与するでしょう。

日焼け対策は外側だけでなく、内側からのケアも重要です。
食事だけで補えない栄養素はサプリメントを利用するのも良い方法です。

ビタミンCやビタミンEといった抗酸化物質を含むサプリメントは、紫外線による肌へのダメージを軽減するのに役立ちます。また、ポリフェノールを含むサプリメントもおすすめ。

これらは、肌の細胞を健康に保ち、紫外線から肌や髪を守るための自然なバリア機能をサポートします。

紫外線のダメージを減らすためのケア

紫外線によるダメージを軽減するためには、日々のケアが重要です。

紫外線を浴びることで、髪は乾燥してしまいます。
そして、髪のパサつきや切れ毛や枝毛の原因になってしまいます。

また、紫外線は頭皮を固くしてしまうんですね。
頭皮が硬くなると健康な黒髪の生成が妨げられて、白髪が増えてしまいます。

髪を乾燥から守るため、保湿効果の高いヘアケア製品を使うと良いしょう。
空気が乾燥する冬なんかは自然に「保湿しなきゃ」って感じますが、日差しが気になる暑い時期も保湿は重要です。

とはいえ、これは髪質にもよるので自身の髪と相談しながらになると思います。
私の場合は、保湿効果のあるUVケア成分配合のスタイリング剤を外出前に使って、それで紫外線と乾燥から守れているのではと期待しています。

頭皮が硬くなるのを防ぐには頭皮マッサージが効果的です。
と言っても、なかなか面倒で出来ていない私……。

「面倒だ」とか「忙しくて出来ない」っていう場合は、いつものシャンプーを手洗いからブラシ洗いにするだけでも効果がありますよ。

まとめ

  • 紫外線予防することで白髪になるのを防ぐことができる
  • 紫外線の髪への影響は、乾燥やツヤの低下、髪色の退色などがある
  • 外出時は紫外線を極力浴びない様にするとよい
  • 紫外線を浴びた髪は適切なケアで健康に保つのが大事である
  • 髪を健康に保つには、保湿、頭皮マッサージ、栄養、生活習慣などが重要である

普段の生活の中に髪の紫外線対策を取り入れて、白髪を予防していきましょう!

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