高カカオチョコレートには老化を抑えるカカオポリフェノールの他、色々な体にいい成分が入っています。
カカオポリフェノールや鉄や亜鉛などのミネラルの作用で、若返って白髪予防も出来るって嬉しくないですか?
しかし、食べる量や食べ方に気を付けないと、十分な効果が出ないばかりか体調不良の原因になっちゃったりするんですって。
そこで、この記事では高カカオチョコレートの健康効果について、また効果を十分に引き出すための方法についてお伝えします。
効果的に高カカオチョコレートを摂って、白髪のない若々しい体を保てたらいいですよね!
高カカオチョコレートを摂取すると体にいいってホント!?
高カカオチョコレートには色々な健康効果があります。
チョコレートの原料であるカカオ豆には、色々と効果的な栄養素が含まれているんです。
その成分がアンチエイジングや健康増進、ダイエットや白髪予防など特に大人世代の女性に嬉しい働きをするんですよ。
カカオ豆に含まれる主な成分はこちらです。
- カカオポリフェノール・・抗酸化作用によるアンチエイジングや動脈硬化予防、リラックス作用によるストレス解消
- 食物繊維・・腸内環境を整え便秘を解消する
- ミネラル(カルシウム・鉄・亜鉛など)・・体の調子を整える、骨粗しょう症予防
カカオポリフェノールには抗酸化力があり、活性酸素が増えすぎるのを防ぐ作用があるんです。
活性酸素とは、ほかの物を酸化させる力が非常に強い酸素のことです。
私たちが生きていくには、沢山の酸素を体内に吸収しなくてはなりません。
そして、その酸素の約2%が体の中で活性酸素になると言われています。
また、紫外線や喫煙、運動など身近なものも活性酸素が増える原因になるんです。
活性酸素は、その強い抗酸化力で細菌やウイルスから体を守ってくれます。
しかし、体内で増えすぎると正常な細胞まで攻撃したり、コレステロールを酸化させて動脈を硬化させたりしちゃうんですね。
私たちの体には、この活性酸素をちょうどいい状態に保つ機能がありますが、20歳代をピークにどんどん落ちていくんです。
そのため、抗酸化力を高める作用がある食品をシッカリ摂って活性酸素から身を守る必要があるんですね。
カカオポリフェノールを摂ることで、活性酸素が減りアンチエイジングや健康増進ができます。
また、カカオ豆には食物繊維やミネラルも含まれていて、便秘予防や体調の維持にも効果があります。
高カカオチョコレートの効果を引き出すための注意点
高カカオチョコレートの効果を十分に引き出すためには、いくつかの注意点があるんです。
効果的な摂取法についてお伝えしますね。
高カカオチョコレートというのは一般的にカカオ70%以上のチョコレートのことを指します。
カカオ濃度が高いほどカカオポリフェノールなどの健康的な成分は増え、逆にその他の副材料(砂糖や乳製品など)の割合は少なくなります。
そのため、カカオ濃度が高いほど摂取による効果も高くなることが期待できます。
しかし、カカオ濃度が高いチョコレートは苦みが強く苦手な方も……
頑張って食べるのも我慢の範囲内ならいいですが、習慣として続けるにはそこそこ美味しさを感じるものが良いのではと私は思います。
今、私が食べているのはこちらです。
コストコで買ったウィターズ ネロ サブライム ダークチョコレートアソート。
1338円で103個入っていました。
50%、72%、90%と3種類入っていて食べ比べも出来ていいですよ。
72%は美味しくいただけました。
90%はやっぱり苦い…なので1日1個づつ薬のように頑張って食べています(汗)
娘は90%でも大丈夫らしく…
食べていたらだんだん慣れてくるよ
と言ってました。
そして50%は90%を食べた後にご褒美で食べています(笑)
ミルクチョコレートのようにすごく甘く感じますよ!
ホントはカカオ濃度の高いものを摂るのがいいのでしょうが、楽しみもないと続けられないですし……
苦みが苦手な方は70%位を目安にするといいのでは?
色々試して無理なく継続できるものがいいのではと思います(笑)
若返りが出来て健康にも役立つ高カカオチョコレート。
食べると色々と良い効果が期待できますが、実はデメリットもあるんですね。
主なメリットとデメリットは下記の通りです。
メリット
- 抗酸化作用によるアンチエイジングができる
- 血圧の上昇を防ぐ
- 腸内環境を整える
デメリット
- 脂質が多く含まれていて食べ過ぎると肥満につながる
- カフェインが多く含まれていて体調不良になることも
高カカオチョコレートは、脂質やカロリーが高い傾向にあります。
健康にいいと頑張ってたくさん食べると太ってしまうことも……
1日の間食の適量は200キロカロリーと言われています。
200キロカロリーを高カカオチョコレートに置き換えると約35グラム。
その位の量ならカロリーオーバーの心配はないでしょう。
間食とは、朝食・昼食・夕食以外に摂取する食べ物や飲み物のことなので、チョコレート以外に間食があるならその分も含めて200キロカロリー程度にするのが良いでしょう。
また、高カカオチョコレートはカフェインも多く含まれているので注意が必要です。
カフェインの摂り過ぎは頭痛や不眠の原因になることも……
200キロカロリー程度の摂取では問題ないでしょうが、一緒にコーヒーや紅茶を飲む場合は注意が必要です。
飲み物にもカフェインが含まれているので過剰摂取になる可能性があります。
他には、エナジードリンクにも多くのカフェインが含まれています。
カフェイン過多を防ぐため、高カカオチョコレートと一緒に摂る飲み物はカフェインレスのものが良いでしょう。
高カカオチョコレートはいつ食べるのがいいのでしょうか?
実は食べ方によって効果が違ってきちゃうんですね。
食べる量は200キロカロりー以下に抑える方がいいので約35グラムですね。
しかし、それを一気に食べるのでは効果が半減してしまうんですね。
なぜならカカオポリフェノールは水に溶ける性質なので、ずっと体内にとどめておくことは出来ないからなんです。
高カカオチョコレートを食べてから2時間後に、体内のカカオポリフェノール濃度がピークになりますが、徐々に体外に排出されてしまいます。
なのでカカオポリフェノールの効果を持続させるには、一気に食べるのではなく数回に分けて食べるほうがいいでしょう。
5~6回に分けて食べることで効果を発揮しやすくなります。
食べるタイミングは、食事の前と食事と食事の間がいいと言われています。
食事と一緒に摂るときは食事より先に高カカオチョコレートを摂ることで、より効果を発揮できます。
また、2~3時間で体外に放出されるので食間に摂ることも重要ですよ。
まとめ
高カカオチョコレートの効果的な摂取法についてお伝えしました。
それでは、まとめです。
- 高カカオチョコレートの摂取はアンチエイジングや健康増進に有効
- 高カカオチョコレートとはカカオ70%以上のもののことである
- 効果的に摂取するには70%以上のチョコがおすすめ
- 効果的に摂取するため食べるタイミングに注意が必要
- 高カカオチョコレートにはデメリットもあり食べ方に注意が必要
効果的に高カカオチョコレートを摂って健康増進やアンチエイジングに役立てましょう!